ラムサール条約登録地・霧多布湿原の大自然を満喫する 大人気のフラワーツアー、長靴トレッキング、どさんこツアーを体験! |
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太古の時代から、変わらぬ姿で残る風景 |
霧多布では貴重な自然を残そうと市民が中心となり、1986年から保全活動が始まった。当時、霧多布湿原は約3168㌶の約3分の1の1200㌶が民有地だったため、土地の買い取りを行うための募金活動が始まり、その運動は全国に広がった。2000年に「NPO法人・霧多布ナショナルトラスト(注1)」が設立。エコツアーは同トラストの一事業として行われ、その収益が湿原の保全に還元される仕組みとなっている。 湿原を訪れると、その希少性が理解できる。木道から湿原の植物の根本を見てみると、うっすらと水の流れがあり、そこに花や植物が育っているのが分かる。底の泥のように見えるのは、植物が水中で堆積し陸地化したもので、厚さ0.7㍍から2.6㍍のミズゴケの泥炭地でできており、足を踏み入れればずっぽり沈んでしまうほど柔らかい。希少な野生動植物の生息地として機能する一方、湿原で蓄積されたミネラル分は川に運ばれ豊かな海を育てる、ろ過装置のような大切な機能を果たしているのだ。 豊かな自然に恵まれた霧多布では、様々なエコツアーが楽しめる。「フラワーツアー」は一年を通じて約650種類の花が咲く湿原で、時期に合わせた身頃のポイントを案内してもらえる。また、長靴を履いて蛇行した川沿いを散策する「長靴トレッキング」、湿原の妖怪とも形容される「やちぼうず」の木道ミニガイド、マウンテンバイクも人気。 |
![]() 湿原の奥はこんな風になっている
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![]() 湿原内には4本の木道がある。時期を見ていちばんお勧めのスポットを案内してくれる 写真提供:霧多布湿原センター |
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![]() クマザサの森を進むと、途中でエゾシカやキタキツネなど野生動物に出会うことも 写真提供:浜中フレンドリー牧場 |
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![]() 湿原の中を歩くというのは、なかなかできない体験。時折、ころびそうになり、あわてる。そのスリルが楽しい |
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霧多布情報 太平洋にのびる霧多布岬・アゼチ岬・霧多布湿原など素晴らしい景観に囲まれた温泉施設。四季折々に豊かな表情を見せる湿原を眺めながら、太平洋を背に入浴できる。 |
民宿・霧多布里(きりたっぷり)
自給自足を目指した食材(有機栽培)から、微生物で分解浄化するトイレなど宿の設備に至るまで徹底的にエコにこだわる。地元でとれた魚介を使った「たっぷり寿司」がおすすめ。 厚岸郡浜中町榊町488番地 |
おみやげ・霧多布湿原センター ミュージアムショップ 天然昆布生産高日本一を 誇る地場産の昆布製品、浜中のきれいな空気の中で育った牛の乳から作られたチーズなどの商品を取り揃えている。 北海道厚岸郡浜中町四番沢20 霧多布湿原センター内 |
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