• 2014年6月9日
  • 2021年4月21日

世界で自然エネルギーへのシフトが進む。突出する中国、アメリカ、ドイツ…そして日本は?<地球環境問題 エネルギー編>

地球温暖化、地球環境問題への関心の高まりを背景として、世界で自然エネルギーが急速に拡大している。2013年末の自然エネルギーは世界の総発電量の増加量分のうち56%を占めるまでになり、世界全体のエネルギー消費量の約5分の1に達する見通しになった。一方で、自然エネルギーでリードする国々と日本が引き離されている現状が見えてきた。  世界で自然エネルギー導入が急増 地球環境問題が世界の共通課題と […]

  • 2014年5月26日
  • 2021年4月21日

作る人も着る人もみんなが幸せになるオシャレ=エシカルファッションに注目集まる<地球環境問題をファッションで解決する>

エシカルファッションが注目されている。東京・世田谷区でファッション×サスティナブルの学校「エシカルファッションカレッジ」が1日限定で開かれ、エシカルファッションショー、ワークショップなどが行われた。ファッション関係者をはじめ、学生ら約1000人が参加し、高い関心を集めた。 ファストファッションに対抗 イギリスなどで人気が高いエシカルファッションは、近年、国内でも百貨店などで取り扱われるようになるな […]

  • 2014年5月19日
  • 2021年4月21日

「自分たちで自分たちの街の電気を作る!」 市民出資で再生可能エネ進める動き広がる<ライフスタイル 地域とお金の流れが変わる> 

地球規模で自然エネルギーへシフトが進む中、市民主導で自然エネルギー導入を目指す動きが各地で活発化。市民から募った出資で風車などを建設してエネルギーを作って売電したり、産業の育成につなげている。新しいヒト、モノ、カネの流れが生まれており、地域活性化の起爆剤としての役割も期待されている。 エネルギーの自給で破綻寸前だった島が再生 映画「パワー・トウ・ザ・ピープル」では、100%の電気の自給を実現したデ […]

  • 2014年5月15日
  • 2021年4月21日

廃棄プラスチックを油に変えるスゴワザ披露。海の清掃を行うため、トラックキャラバンが全国一周へと出発<ライフスタイル 地域に貢献するエコ活動> 

トラックの荷台が開かれると、そこに現われたのは実験室を思わせるなにやら不思議な装置。ガサっとペットボトルキャップが装置に放り込まれると、次はどうなるのかと、子どもだけでなく、大人たちも食い入るように覗き込む。昨年までアジアを中心に活動してきた環境NGOのエコパーティー(千葉県松戸市)が、「日本一周海岸美化発電」を掲げ海岸の清掃、環境保全の啓蒙活動を行うため全国へ出発した。 10キロのプラスチックが […]

  • 2014年5月12日
  • 2021年4月20日

「被ばく牛は原発事故の生きた証」「誰かを捨てて、蹴飛ばして、今の平和や繁栄がある。それでいいのか、問い続けたい」 福島県浪江町・希望の牧場 吉沢さん

2011年3月に起きた福島第一原発事故で、福島県浪江町をはじめとする警戒区域内の農家が牧場の放棄と家畜の殺処分を余儀なくされた。そんな中で330頭の牛を救ったのが「希望の牧場(福島県双葉郡)」の吉沢正巳さん(60歳)だ。国の全頭殺処分指示に従わず、そして、苦渋の中で自分の家畜を置き去りにせざる得なかった地元の同業者からも反発を買った。何が牛を救出する行動へと駆り立てたのか。 警戒区域内の家畜のほと […]

  • 2014年4月20日
  • 2021年4月20日

東北随一の清流 山形県・最上小国川 慎重派退け、県はダム建設に向け足場着々

東北有数の清流・最上小国川(もがみおぐにがわ)。山形県とダム建設に慎重の姿勢をとる地元の小国川漁業協同組合(組合員1100人)との間で、ダム建設を巡って対立が続いている。反対派の先頭に立ってきた組合長が今年2月に自殺。県側は、漁協が求める「ダムによらない治水を検討してほしい」との要望を一蹴し、漁協が要望するダム建設に反対する有識者、専門家の協議への参加も拒否。県側が強引に押し切る形で、ダム建設推進 […]

  • 2014年2月2日
  • 2021年4月20日

脱原発は世界の流れ。再生可能エネルギー普及に政治がリーダーシップを発揮すべきとき

国内は原発再稼働か、脱原発かの議論で揺れている。福島の原発事故以降、国内で急速に高まった原発の議論だが、2011年当時、原発新設の計画を進めていたのは世界では中国、インド、イラン、そして日本など少数だった。今も原発を新設しようとしている国は新興国や発展途上国が中心だ。 アメリカですら1979年、レベル5のスリーマイル島原子力発電所事故以来、地域住民から反対の声が強く、原発新設には慎重だった。そして […]

  • 2014年1月21日
  • 2021年4月20日

「獲り尽くさない」オーストラリア先住民・アボリジニに学ぶ地球に優しい生き方

そもそも「地球に優しい生き方」とは今、世の中に蔓延する「競争至上。とにかく勝てばいい」「お金をたくさん持つことが豊かである」という価値感とは相入れないものなのだろう。 オーストラリア先住民のアボリジニは、同国人口の2.4%を占め、2006年時点で46万人ほどが暮らしている。かつて徹底した人種差別により、多くの命が犠牲になった民族でもある。1788年、イギリスによる植民地化以来、入職者によるハンティ […]

  • 2014年1月11日
  • 2021年4月20日

環境破壊は、社会の破滅につながる。地球環境問題を真剣に考えよう

地球環境問題が叫ばれて久しい。温暖化により各地で氷が溶け、将来、より頻繁化する異常気象、また、それに伴い、海洋諸国が水面に沈んだり、食糧危機が心配されている。また国内では、福島原発事故以来、今後、原発をどう考えるのか、エネルギー問題にも国民の関心が高まっている。 かつて日本も戦後の復興期を経て、電化製品の三種の神器と言われたテレビ、冷蔵庫、洗濯機は、サラリーマンの憧れだった。国民全体が「より豊かに […]